webライティング

たった5分で理解できる!webライティングで大切な構成の組立て方

webライティングで構成って大事なの?
webライティングの構成の作り方を教えて!

と疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事です。

なぜなら、これからご紹介する「読みやすい構成に整える簡単10STEP」を実践したところ、作業時間を10時間→7時間に短縮することができました。

記事の前半では「構成の重要性」を解説しつつ、記事の後半では「読みやすい構成」を簡単に解説します。

この記事を読み終えた後は、構成を組み立てる時間が減るため、作業時間の短縮になります。

なぜWEBライティングで『構成』が重要なのか?

webライティングではリサーチや本文を書く前に、重要な事前準備で『構成を考える』作業があります。

『設計図』を組み立て、『何を、どの順番で、どのぐらい伝えるか』を決めていくのです。

なぜなら、設計図がないwebページは設計図の無い家づくりと一緒だから。

土地の地盤調査や、トイレ・台所・電気配線の設計図が無いまま、

「よし、ここに家を建てるから、骨組みこんな感じで〜」

と足場を組み始めたりしないですよね。

必ず

  • 予算・土地の面積
  • 方角から考える間取り
  • 使う材料・素材の厳選
  • 法律に準じているか

など、まず設計図を作らなければ「快適に住める家」は完成しません。

webライティングも同じです。

『何を、どの順番で、どのぐらい伝えるか』の設計図をしっかりと組み立てることにより

読者が読みやすく、読者の悩みが解決できる記事に仕上がります。

あれ?最終的に何が言いたかったの・・・?と文章が破綻しないためにも、
書く前の準備「設計図を組み立てる=構成を考える』ことが重要なのです。

『私の悩みを解決してくれる記事だ!』と気づいてもらうためにも設計図が重要

読者は基本的に、たまたま検索結果で表示された記事を読んでいます。

例えば、本や雑誌などお金を払って読む情報は、

「何としてでも、お金を払った分の元を取りたい!」と、

多少難しくても読む姿勢が前のめりのはず。

しかし、たまたま検索して出てきた記事は『無料』で読めるからこそ、欲しい情報が載っていない・・・と判断されればすぐに離脱されます。

つまり『あ!私が知りたいことが書いてある!』と思ってもらい、続きをスラスラと読んでもらうためにも設計図が必要なのです。

『あ!私が知りたいことが書いてある!』と読者が思ってくれるためには

  • 読者が知りたい情報が、知りたい順番に書いてある構成
  • 書いてある内容がすぐにわかる見出し
  • 文字だけでなく『図解』や『画像』、文字の色や太さを変え、飽きさせない工夫

これらが必要です。

今回は「構成=設計図」にフォーカスして、解説していきます。

webライティングの基本的な構成はこれだ!

webライティングを進める時の全体図の基本構成をご紹介します。

  • タイトル
  • サイトの顔。ここでクリックされるかどうかが決まります。

  • リード文
  • 本文を読むかどうかが決まるため、何が書いてあり、何が分かるのかを簡潔に書く必要があります。

  • 本文
  • 読者が知りたいこと、解決したいことを書きましょう。

    本文の構成は『PREP法(プレップ法)』がオススメ。

  • まとめ文
  • 本文の内容を再度簡単にまとめる部分。

    詳しく説明しますね。

    webライティングで読みやすい構成に整える
    簡単10STEP

    それでは、読みやすい構成に整える簡単10STEPを解説します。

    キーワードを決める

    ブログを書く時も、webサイトの記事を書く時もまず『検索するキーワードを先に決める』ことが重要です。

    なぜなら、書きたいことを書かないため。

    つまり「この記事を書きたいから、このキーワードにしよう」という順番だと

    本当にそのキーワードが検索されているかが不透明だからです。

    まずキーワードを決めてから

    『このキーワードで検索する人は、どんな悩みを持っている人だろう?』と考えましょう。

    キーワードを決めるには『ラッコキーワード』で検索がおすすめです。

    ペルソナを決める

    次にペルソナを決めます。

    ペルソナとは・・・

    記事を読んでくれる人物像のことです。

    まず最初にペルソナを決める理由はたった1つ。

    「誰に、何を伝えるか」の軸を決めるためです。

    例えば キーワードで

    • webライター 始め方

    というキーワードを狙ったとしても

    • 一人暮らしで、仕事以外の時間をすべて自分自身でコントロールできるのか
    • 子どもがいて、1日に自由にできる時間はせいぜい2時間なのか
    • 定年退職して、ヒマな時間ができたので何となく検索したのか

    それぞれの人物が持つ環境や生活の背景により、悩みや知りたいことが違いますよね。

    全員が満足できる記事を書くことはできません。

    たった一人、しかも顔が浮かぶ人をペルソナと設定し、手紙を書くようにライティングを始めましょう。

    もっと詳しくペルソナについてはこちらで解説しています。

    キーワードで検索した上位10サイトを分析する

    キーワードで検索をして、上位10サイトに

    • どんな内容が書いているのか
    • どんな構成で組み立てられているのか

    上位記事から「このキーワードを検索した人へ、どんな解答があるのか」を具体的に探っていきます。

    なぜなら、今現在上位に表示されているサイトは、検索キーワードの「現状の正解」だから。

    Googleのアルゴリズムで「読者に有益な記事」「読者が満足している記事」と評価されたために上位に表示されているのです。

    もし、あなたが決めたペルソナを考えながら、悩みを想像する・・でも間違いではありません。

    でもそれだけだと、悩みの回答が網羅されず、漏れてしまう項目もあるかもしれませんよね。

    10サイトで同じことを解説していれば、それは「読者が求めている悩みの解答」です。

    何を伝えるかを絞り込むためにも、競合の上位10サイトは細かく分析してみましょう。

    ペルソナに合わせて『何をどの順番でどのくらい伝えるのか』を決める

    さて、上位10サイトを分析し、何がどの順番で書かれているかを分析しました。

    その内容を「自分で決めたペルソナ」に当てはめていきましょう。

    具体的には

    • 上位10サイトで重なっていた「読者が求めている悩みの解答」を書き出す
    • その悩みの解答以外に、解説した方がいい「ペルソナの悩み」を考える
    • 何を、どの順番で伝えるのかを取捨選択する

    上位サイトで、1つか2つのサイトで解説している内容があったとしても、それが本当に「今回設定したペルソナの悩みを解決」するかは分かりません。

    あくまでも、自分が決めたペルソナに合わせて、何を伝えるのかを取捨選択てみましょう。

    そのため「何を書かないか」も大切。

    ペルソナが解決したいもの、欲しい情報だけを深掘りした記事を作りましょう。

    見出しを決める

    何を、どの順番で伝えるかが決まりましたね。

    次は、伝える本文の「見出し」を決めます。

    なぜなら、いきなり本文を書き始めても「支離滅裂な文章」になりかねないからです。

    わかりやすく言えば、「見出し」はサイトを家づくりに例えた場合の「家を支える大きな柱」です。

    理想は「見出しだけ読む『飛ばし読み』をしても、何となく書いている内容がわかる」こと。

    webサイトでは「上から下までじっくり読む人」はいません。

    あなたも、何か検索をしたときにホームページを開いたとは言え、見出しがある「目次」を見て

    • 「このサイトよさそうだな」
    • 「あ〜欲しい情報ないかも」

    と判断しているはず。

    まずは見出しを決めましょう。

    本文をPEREP法で書く

    本文は『PREP法(プレップ法)』で構成してみましょう。

    PREP(プレップ)法P=Point(結論)

    R=Reason(理由)

    E=Example(具体例、実例、実体験)

    P=Point(再度、結論で締める)

    プレップ法を使い、『結論』から書くことで『読者の知りたいことから書く文章』を作ることができます。

    例えば、友人との会話で

    友人『私、転職しようと思ってて・・・』(結論)

    私『え、何で?』

    友人『今のとこ、給料低いのに拘束時間長いんだよね〜子どものお迎えもギリギリだし』(理由)

    私『そっか〜それは大変だね。』

    こんな会話になりませんか?

    PREP法も自然な会話と同じ流れで構成されているため、ストレスが少なく、本文を読み進めていくことができます。

    まとめ文を書く

    最後の締めの部分です。

    この部分では『記事のまとめ』と『読者に起こして欲しい行動』を書き後押しする部分です。

    具体的には
    説明のためのスクリーンショット

    ①本文の簡単なまとめ

    ②この記事を実践することで得られる、素敵な未来を再度押す

    ③CTA(この記事は、SNSでのシェアがゴール)

    この記事では『SNSでシェアしてもらう』ことがゴールです。

    そのために、記事からどんな悩みを解決できるのかを、再度伝えます。

    タイトルを決める

    読者が最初に目にするタイトル。

    たった32文字で『記事を見るかどうか』が決まります。

    いわゆる『サイトの顔』ですね。

    いくら最高の構成で、有益なことばかりを書いていても、クリックされなければ読んでもらえませんよね。

    要するに「思わずクリックしてしまう言葉」を選んでみましょう。

    詳しくはこちらの記事で解説しています。

    タイトルと本文をつなげるリード文を書く

    タイトルと本文を繋げる役割をし、本文までスルスルと読みすすめてもらうための重要な部分です。

    AzumiBlogdでは
    説明のスクリーンショット

    • ①どんな悩みを持っている人のための記事かを具体的にする
    • ②なぜ、この悩みを解決できる記事なのかの『具体例』を書く
    • ③記事全体の要約『何が書かれているかを簡単に』説明
    • ④この記事を読み終えた後、『悩みを解決するだけでなく、どんな素敵な未来が待っているのか』を詳しく書く

    このような構成で書いています。

    本文の前に「誰の、何の悩みを解決し、何が得られる記事か」を書くことにより

    「本文も読んでみようかな」と誘っているのです。

    つまりタイトルと本文を繋げる役割をする部分です。

    24時間、寝かせた後に推敲をする

    記事が完成したら、1晩は寝かせましょう。

    なぜなら、「今はベストと思っていても、必ず訂正箇所が浮き出てくるから」です。

    本当は3〜5日置いた方がいいのですが、そんなに納期がゆったりしている仕事はなかなかありませんよね。

    最低でも1日(24時間)は寝かせましょう。

    しっかり寝かせた後に、推敲をすると面白いほどに

    • 誤字脱字
    • 文章のちぐはぐ
    • 専門用語を使い過ぎていないか
    • 漢字の変換間違い
    • ちょっと的外れなことを言っている文章
    • タイトルと本文の乖離はないか

    が見つかります。

    ここは、急がず時間をかけることをオススメします。

    webライティングで構成を整えるために、気をつけたい4つのこと

    書きたいことは書かない

    あくまでも「検索キーワード」の悩みや課題を解決する記事であって、「お説教記事」になってはいけません。

    例えば

    webライター 始め方

    で検索する人はwebライターになりたい!挑戦してみたい!人ですよね。

    そのため

    • 勉強にかかる時間
    • 必要なツール
    • 何をどこまで勉強するのか
    • 月5万を稼ぐまでの道のり

    を知りたいはず。

    あなたが書きたいと思っている

    • 自分自身もwebライターを挑戦するとき、家族に反対されたエピソード
    • 兼業でwebライターをしているとき、失敗したエピソード

    などは必要ありません。

    体験記をつづる記事なら書いてもいいかもですが、少なくとも今回のキーワードでは書いてはいけません。

    大切なことは読者にとって有益かを常に考え、記事構成を組み立てることです。

    知りたい順番に見出しが並んでいる

    読者が欲しい情報が一目でわかる見出しで、欲しい情報の順番で並べましょう。

    具体的には

    スマホ 副業

    で検索する人へ向けての見出しの流れは

    • スマホで出来るおすすめの副業5選
    • ネットに詳しくなくても大丈夫な理由
    • 詐欺を見抜く!気をつけるべき副業の特徴とは?

    です。

    わかりやすく言えば「会話をする時の流れで書く」ですね。

    要するに「あなたの書きやすい順番ではなくて、読者が知りたい順番で見出しを並べましょう」ということ。

    見出しがまとまっている「目次」を見れば、内容も想像できて読みたくなるものが理想です。

    正しい情報が載っている

    自分の知識、聞いた話をそのまま書くのはご法度。

    「なぜそうなるのか、なぜ大事なのか」を裏付ける正しい情報が必要です。

    webライター 始め方 のキーワードで書く場合でも

    • すでにwebライターとして成功している人の言葉
    • ブログで月収500万の人が書いた書籍からの引用
    • バズ部やferret(フェレット)など、実績がある企業が調査したデータ

    など、正しい情報を仕入れて書きましょう。

    大切なことは、信頼性を担保し記事を信じてもらうことです。

    読者がより納得しやすい記事を書くことができます。

    検索したキーワードの悩みが、解決する情報がすべて載っている

    検索キーワードで訪れた記事に、欲しい情報が載っていなかった・・・と、がっかりした経験はあなたにもあるはず。

    読者が欲しい情報がすべて載っていない記事は、読者の時間を奪ってしまうだけです。

    絞り込んだペルソナに向け、欲しいであろう情報をすべて載せてあげる。

    読者に検索をやめさせる記事を目指して書きましょう。

    情報を網羅するため、文字数が多くなってしまうかもですが・・・

    文字数が多いから読まれないのではなく、「欲しい情報が載っていない」から読まれないのです。

    必要な情報をすべて盛り込み、必要最低限の文字数で伝えるようにしましょう。

    【まとめ】どこまでも『読者目線』で考えてみよう!

    上記で紹介した「基本的な構成」「読みやすい構成に整える簡単10STEP」を実践することで、構成は型に当てはめて組み立てればいいので、よりライティングの時間短縮をすることができます。

    最後にもう一度内容を確認しましょう。

    【なぜWEBライティングで『構成』が重要なのか?】

    『何を、どの順番で、どのぐらい伝えるか』の設計図を細かく組み立てることにより、読者が読みやすく、悩みが解決できる記事に仕上がるから。

    【webライティングの基本的な構成はこれだ!】

    • タイトル→リード文→本文→まとめ
    • webライティングで読みやすい構成に整える簡単10STEP
    • キーワードを決める
    • ペルソナを決める
    • ペルソナに合わせて、何をどの順番でどのくらい伝えるのかを決める
    • キーワードで検索した上位10サイトを分析する
    • 本文で伝える内容の見出しを決める
    • 本文をPEREP法で書く
    • まとめ文を書く
    • タイトルを決める
    • タイトルと本文をつなげるリード文を書く
    • 24時間寝かせた後に、推敲をする

    【webライティングで構成を整えるために、気をつけたい4つのこと】

    • 書きたいことは書かない
    • 知りたい順番に見出しが並んでいる
    • 正し情報が載っている
    • 検索したキーワードに必要な情報がすべて載っている

    早く本文を書き始めて、早く作業を終わらせたい気持ちもわかります。

    しかし、構成という骨組みが曖昧だと、本文を書いている途中にリサーチ作業に戻ったり、見出しを見直したり・・・

    逆に作業時間は増えてしまいます。

    まずは構成を整えて「何を書くか、何を書かないか」を決めてから本文に取り掛かりましょう。

    本文を一息で書けるようになり、執筆の時間を半分にすることができます。