webライターのポートフォリオって何を書けばいいの?
webライターのポートフォリオのコツや注意点も知りたいな
と疑問を持つ方に役立つ記事となっています。
なぜならこれから紹介する「webライターのポートフォリオ」を提示することで、私もお仕事をGETすることができたからです。
記事の前半では『ポートフォリオを整える5STEP』を解説しつつ、後半では『書く時のコツや注意点』を具体的に解説していきます。
この記事を読み、あなたのポートフォリオを整えることで、あなたの魅力をクライアントに十分に伝えることができるようになりますよ。
クラウドソーシングなどで応募をした時に他の応募者よりも一歩リードするためにも、ポートフォリオを整えましょう。
webライターがポートフォリオを持つべき理由とは?
あなたがポートフォリオを持つと、仕事を発注するクライアント側はあなたのことをよりよく知ることができます。
理由はたった1つ。仕事をお願いするために一番大事な「あなたはどのくらいの実力があり、どのような記事を書くことができるのか?」を知ることができるからです。
クライアントはどのような記事を書く人か、どのような人柄かもわからない人にお仕事は発注しません。
私も今のクライアントとお仕事を始める前に、実際に受講したライティング講座での課題をポートフォリオとして提出したところ、採用していただきました!
もしまだ実案件を受けたことがなければ・・・
クラウドソーシングの「プロフィール欄」とは別にあなたのポートフォリを作ってみませんか?
webライターのポートフォリオの作り方
それでは、ポートフォリオを整えていきましょう。
ゴールは「ブログを書き、ブログサイトの中にポートフォリオページを作る」です。
①WordPressにブログを開設する
まずはブログを開設しましょう。
ブログを開設するためには「サーバー」と「ドメイン」が必要です。
簡単に説明すると、
サーバー=土地
ドメイン=住所
WordPressテーマ=家のデザイン
ですね。
オススメは「Xサーバー」です。
なぜなら、Xサーバーにはドメイン取得とWordPressクイックスタートがあり、簡単にWordPressと、無料テーマのCocoonまで導入まですることができます。
下記を参考にしながら、進めてみましょう。
【Coccon公式HPより】
②ブログを10記事書く
あなたが得意な分野で10記事のブログを書いてみましょう。
ここで注意することは
今、あなたが書くことができる全力の10個の記事をUPすることです。
なぜなら、ポートフォリオとしての記事を書いていくため、これからお仕事に受注する際の判断材料となるから。
手を抜かずに記事を更新していきましょうね。
さらに気をつけるべきポイントは一つ。
日記のように書かないです。
詳しく解説します。
日記のように書かない
今回ポートフォリオに使うために書くブログは、日記のように書いてはいけません。
なぜならwebライターが書く記事は「読者の悩みや課題を解決するため」に記事を書くからです。
具体的には
- 読者の問題を解決している記事か?
- 読者が最後まで読んでくれる構成の作り方
- 記事に引き込まれる見出しの付け方
- 読みやすくするために、文字や図解があるか?
など、さまざまなことを考慮しながら書く必要があります。
ブログを書くことで、webライターとしてお仕事をする際にも必要な力が身につきますので、コツコツとブログ記事を更新してみましょう。
③ポートフォリオページを作る
ブログ記事とは別に「ポートフォリオ」のページを作ります。
ここで伝えることは
- あなたは何者で
- 何をすることができて
- どんな人柄なのか
を伝えることです。
- 自己紹介
- 経歴 (なぜ、webライターになったのか)
- 執筆実績(10記事かいたブログの中で3つを選びその3つの記事の解説をする)
- ①この記事で狙ったキーワードは?
- ②ペルソナは誰?
- ③どんなリサーチ方法でリサーチをした?
- ④書き上げるのにどのくらいの時間がかかった?
- ⑤記事を公開する前にどんなチェックをした?
- メーッセージの返事やミーティングなどに対応可能な時間帯
- 1週間で業務に対応することができる稼働時間
- 連絡先
ポイントはクライアントが知りたいであろう情報を「先にすべて載せておく」ことです。
理由は「クライアントの時間を奪わない」ため。
せっかくポートフォリオのページまで来てくれたのに、知りたいことが載っていなければ・・・ガッカリですよね。
ポートフォリオの意味も無くなってしまいます。
大切なのは「相手の気持ちを考えて、何が知りたいかを想像し先回りして書いてあげる」ことなのです。
④書いた記事のアクセス分析を行い、数値を載せる
実際に記事を書きGoogleに評価されるまで4ヶ月〜半年ほどかかります。
ですので記事を書いてから半年ほど経過したら、書いた記事のアクセスを分析してみましょう。
- どのくらいの人が読んでくれたか?
- 他の記事も読んでくれたか?
これらの分析もただ記事を書くだけでなく、より 良質な記事を書くために必要な分析です。
たくさんの人に読んでもらえる記事を書くことができる=集客する記事を書くことができる
ことなので、あなたのライティングスキルの高評価にもつながります。
数字で自分の記事を分析しながら、書き進めていきましょう。
webライターがポートフォリオを作る時の4つのコツ
【コツ1】誤字・脱字がないかを入念にチェックする
当たり前ですが・・・ブログ記事に誤字・脱字はご法度。
なぜなら、
『あ、この人最後まで丁寧に仕事を進めてくれないかもしれない・・・』
とマイナスのイメージを持たれてしまうからです。
また、記事に誤字・脱字があるだけで読者側もストレスを感じ、すぐに離脱してしまいます。
具体的には
- 音読をする
- チェックツールを使い、チェックする
- 記事を一晩寝かし、再度音読してチェックする
をしてみましょう。
簡単にチェックするツールは下記がおすすめです。
完成した記事をUPする前に、一手間を惜しまず確認する力も養っていきましょうね。
私が使っている無料(登録必要)チェックツールはこちら
【コツ2】情報・数字は正確に書く
ポートフォリオに使うためだけとはいえ、書いたブログの内容が正確なものではなかったり、情報・数字に誤りがあったりしてはいけません。
あなたが誰にも負けない!と自信を持つほど熟知している情報だとしても「確実だ」と裏付けをとるため、しっかりとリサーチをしましょう。
なぜなら、Googleのアルゴリズムも日々進化し、不正確な情報は読者に不利益をもたらす可能性もあるので上位には表示されない仕組みだからです。
どこまでも「読者目線で、読者に有益な記事」を書きましょう。
【コツ3】装飾を入れたり図解を入れたりして、読みやすくする
記事をよりよく読みやすいものにするために
- 文字だけではなく図解がある
- 文字太字にする、色をつけるなどして重要な部分が分かりやすい
このようにさまざまな工夫をしてみましょう。
クライアントもあなたがどんな記事を、どんなクオリティーで納品するのかを判断することができます。
そしてあなたが
- なぜ、この画像を使ったのか
- なぜ、この色にしたのか
- なぜ、この順番に説明したのか
工夫した部分をしっかりと説明することで、クライアントの「この人に依頼して大丈夫?」という不安を少しでも取り除くことができます。
【コツ4】個人情報ではない自分の情報は出来るだけさらけ出す
あなたがまず自己開示をして情報を載せることで、クライアントも「こんな気持ちでお仕事する人に任せたい」と思ってもらえる可能性があります。
経歴も
- なぜwebライターを始めたのか
- どんな本が好きか?
- どんな勉強をしているのか?
- どんな思いで記事を書くようにしているのか?
など一見、実績とは関係がないかな?と思うこともポートフォリオに載せることであなたに親近感を持ちやすくなります。
「こんな考え方の人にお仕事を発注したいな」
と思ってもらえれば、あなたにとっても仕事がやりやすいだけでなくお互いのミスマッチも最小限に押さえられるのです。
webライターがポートフォリオを作るときの注意点
インターネット上に公開されるブログにはポートフォリオとはいえ、作成時の注意点があります。
個人情報は掲載しない
常に最新情報へ更新をする
実際にお仕事で書いた記事のリンクを貼る時は、クライアントに了解を得て掲載する
それぞれ、詳しく説明します。
個人情報は掲載しない
個人が特定できる住所・電話番号・場所が特定できる背景が写っている画像は絶対にインターネット上に公開してはいけません。
お問い合わせのためのメールアドレスも、普段使いのものではなくブログ用にもう一つ作ることをオススメします。
理由はメールアドレスが公開されることで迷惑メールや詐欺メールを受け取る可能性もあるからです。
自分自身をさらけ出す・・・ためのブログやポートフォリオではありますが、個人情報はやめておきましょうね。
常に最新情報へ更新をする
ブログ記事を更新したり、リライトしたりしててPV数がアップしたのなら・・・
ポートフォリオの記事にも最新データを載せ、常に最新情報を載せたポートフォリオにしておきましょう。
理由は「常にあなたのスキルがアップしていることをアピールすることができる」からです。
実際には、あなた自身で「文章を書く力がついたな〜」と気づくことは難しいかもしれませんが、1記事目と10記事目の2つにはあきらかな差があるはず。
積み上げてきたスキルを正しく評価してもらうためにも、ポートフォリオも定期的に更新していきましょう。
納品をしたものは必ずクライアントの了解を得て、掲載する
もし、実際に案件を納品した経験のある方は、その記事をポートフォリオとして掲載したいところですが、かならずクライアントに了解を得て、掲載しましょう。
自分が書いたのだから!と言っても、契約上は「著作権は納品と同時に譲渡する」というものもあります。
あなたが書いたけれど、あなたが自由にしていいものではないのです。
これくらいはバレないか・・・とは絶対に思わず、必ずクライアントに許可をもらってください。
のちのち、損害賠償や大きなトラブルに発展してしまうことも・・・
繰り返しますが、納品物や納品したものが掲載されているサイトをポートフォリオとして掲載する場合は必ず許可を取りましょう。
【まとめ】webライターはポートフォリオを整えよう
webライターがポートフォリオを持つことの大切さを解説しました。
- WordPressでブログを書いて、ポートフォリオにしよう
- ブログ記事は手を抜かず、今書くことができる全力で書いてみよう
- 注意する点も忘れずに
- 常に最新情報を載せよう
魅力的なクライアントと長期的な仕事をするためにも、まずはあなたのスキルをアピールできる「ポートフォリオ」を整えていきましょう。
多数の応募者との差別化にもなりますよ。