見出しのルールを教えて!
クリックされる見出しを簡単に作る方法も知りたい
と疑問を持っている方の悩みが解決できる記事です。
なぜなら、私も記事内で紹介する「ブログの見出しタグを簡単に作る5ステップ」を実践することで、見出し作りに悩まなくなり、執筆スピードが3分の1に短縮されたからです。
記事の前半では「見出しタグの重要性とルール」を解説しつつ、記事の後半では「見出しタグを簡単に作る5ステップ」で具体的に解説します。
この記事を読み終えた後は、「見出しタグ」の重要性とルールについて理解できるだけでなく、簡単5ステップの実践を通して、見出しタグを作ることに迷わない知識を身につけることができます。
初心者必見!ブログの見出しタグを理解しよう
ブログの見出しタグとは「目次を作る章ごとのタイトル」のことです。
ブログ記事は本と一緒で目次があります。
それぞれの見出しタグで項目を分けて、伝わりやすく読みやすい文章の構成にしているのです。
例えば、ライターが必読本「20歳の自分に受けさせたい文章講義」では
20歳の自分に受けさせたい文章講義
目次
はじめに「話せるのに書けない!」のはなぜか?
文章が上手くなる必要なんてない
「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウ
学校の作文はすべて忘れよう
書くことは、考えることであるガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう
うまく言葉にできない、頭の中の「ぐるぐる」
なぜ”翻訳”が必要なのか?
「頭の中が見せられるなら見せるんだ」
「あー、面白かった」しか言えない人
聞いた話を、”自分の言葉”で誰かに話す
「地図・絵・写真」を言葉にしてみる
「書く時代」が訪れる前に
と、目次だけで、
- どんな内容が
- どこに
- どうまとめられているか
を一目で見つけることができます。
これをブログの見出しタグに当てはめると
目次
はじめに「話せるのに書けない!」のはなぜか?→h2
文章が上手くなる必要なんてない→h3
「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウ→h3
学校の作文はすべて忘れよう→h3
書くことは、考えることである→h3
ブログも本と同じで一番重要なことは
「見出しタグを流し読みしただけで、内容が分かる」こと。
検索をする読者はいち早く悩みや課題を解決したいために、記事を読んでいますよね。
そのため、見出しタグのみをまとめた「目次」を最初にさらっと読んで、本文を読むかどうかを決めます。
サイトを訪れた読者が、「このサイト良さそう!読んでみようかな。」と思ってもらうためにも、見出しタグは重要な役割なのです!
ブログの見出しタグが重要な理由は2つ
Googleの評価に繋がる
Googleがサイトを評価するためにクローラーが巡回をしています。
そのクローラーが記事内を巡回しやすいように見出しタグを整えることで、
読者へ読みやすい構造になっている
ということが伝わり、結果的にSEO対策にもなるのです。
読者が求めている最適なサイトを表示するためのサポートツールである、Google公式サイトのGoogle検索セントラル(旧称 Google ウェブマスター)では、タイトルタグ、見出しタグの重要性が説明されています。
読者の読みやすさにもつながる
目次で内容を把握できる記事は、読者のストレスも軽減されます。
理由は簡単。読者はブログを上から下までじっくり読むことはないからです。
あなたも何かを調べるときは、
- 検索をする
- 良さげなタイトルをクリックして記事に飛ぶ
- うわ、広告邪魔だな・・・と思いながら目次を探す
- 目次で探していた答えが無さそうだと、検索画面に戻って別のページを探す
ことを、自然にしているはず。
本文をいくら魅力的に充実させても、目次で判断されてしまうのです。
読者に「ここにあなたの探しているものがありますよ!」とアピールするためにも、目次の要素である「見出しタグ」を適切に整えましょう。
ブログの見出しタグを整えるルール2つ
見出しタグの順番を守る
見出しタグには使う順番があります。
h1 → 記事タイトル(本文では使わない)
h2 → 大見出し
h3 → 小見出し
h4 → あまり使わない
h5 → 使わない
h6 → 使わない
その中でも、よく使う
①h1は本文では使わない
②h2,h3の順番を前後して使わない
を詳しく説明しますね。
①h1は本文では使わない
WordPressで言えば、ココ。
本文ではh1タグは使いません。
h1タグはタイトルのみに使うからです。
WordPressではタイトルの枠に文字を入れると、自動的にh1タグとして生成されます。
本文ではh1タグは選ばない、と覚えておけばOKです。
②h2・h3の順番を前後して使わない
h2・h3の順番も入れ替えて使ってはいけません。
h2の大見出しの中に、h3の見出しでさらに細かく整える・・・が正解。
h3をh2の代わりに使ったり、強調したい文章だからと、見出しタグに追加してもいけません。
もし、本文の中で強調するのであれば、太字にしたり、文字の色を変えたり、別の装飾をしましょう。
ブログの見出しタグを簡単に作る5ステップ
ブログの見出しタグを簡単に5ステップにまとめました。
①キーワードに対して、ペルソナを決める
②読者の悩みを書き出す
③読者が知りたい順番で見出しを並べる
④キーワード&興味を引く一言を入れる
⑤ブログの内容が、見出しを見ただけで分かるよう整える
詳しく解説していきます。
①キーワードに対して、ペルソナを決める
まずは狙うキーワードに対して
「読者はどんな悩みがあり、何を解決したいからこのキーワードで検索をしたのか」を書き出します。
まずペルソナを決めないと、「何を伝えるかがブレブレになってしまうから」です。
例えば、webライター 始め方 で検索する人は
- webライターになりたい人
- webライターという職業に興味を持っている人
- 副業でwebライターを始めようか迷っている人
ですよね。
それを、「35歳、子育て中で平日はパートで働いているけど、今よりも月に3万でいいから収入を増やしたい女性。」といったペルソナに絞ります。
ペルソナを決めるための詳しくはこちらの記事もどうぞ!
②読者の悩みを書き出す
次にペルソナが持っている疑問・悩み・課題をできるだけたくさん書き出します。
- 時間が確保できないから無理かもしれない・・・
- 国語苦手だし、読書もそんなにしないからライターができるか不安
- そもそもwebライターってどんな仕事をするかがわからない
- webライターの勉強の仕方が知りたい
- どのくらい勉強したら、どのくらい稼げるのかのロードマップが知りたい
- 営業とかやったことないし、怖い・・・
- インターネットとか、パソコンに詳しくないけど、スマホでできるのかな?
- 手っ取り早く稼ぎたい
- パートナーや会社にばれないよう、こっそり始めたい
と、書き出せばキリがありませんが・・・
その疑問・悩み・課題の答えが書いてあると分かるような見出しタグを作るために作業です。
最適な見出しタグを整えるためにも、悩みを一度すべて書き出しましょう。
③読者が知りたい順番で見出しを並べる
見出しタグも、読みやすい順番とは・・・
「読者が知りたいであろう答えの順番通りに並んでいるもの」です。
友人との会話が一番分かりやすいですね。
例えば、ブログを書いている友人に、自分が持っている悩みを相談するとしたら・・・
『ブログ書いているんだけど見出しって何?』
『なんで、大切なの?』
『どうやって書けばいいの?』
『ルールはあるの?』
『見やすい見出しって例えばどんなの?』
このような流れになるかなと。
会話の自然な流れの順番で見出しタグを付けていきます。
④キーワード&興味を引く一言を入れる
見出しにただ、闇雲に悩みを解決する言葉を入れ込めば良いわけでもありません。
お!ここ読んでみようかな?と目を引くキーワードを使いながら、まとめるようにしましょう。
なぜなら、目次の時点で興味がなければ、本文にはいかず、サイトからも離脱されてしまうからです。
具体的には
- なぜ**は〜〜なのか?
- メリット・デメリット
- 3つのコツ(具体的な数字を入れる)
- 効果
- 簡単
- 〜な理由
- 〜とは?
- 〜の秘密・秘訣
- をご紹介
- 〜する5つの方法(具体的な数字を入れる)
- の使い方
です。
先ほどの会話を見出しにすると
『ブログ書いているんだけど見出しって何?』
→見出しとは?
『なんで、大切なの?』
→ブログの見出しが重要な理由
『どうやって書けばいいの?』
→簡単で最適な見出しを作る5ステップ
『ルールはあるの?』
→注意!見出しタグを使うルール3つ
『見やすい見出しって例えばどんなの?』
→パクリOK!見やすい見出しのテンプレをご紹介
悩み・課題の答えはここにありますよ!とアピールするためにも、見出しの言葉のなかに興味を引く一言を入れましょう。
⑤ブログの内容が、見出しを見ただけで分かるよう整える
本も目次を見ただけで、どんなことがどこにまとめられているか一目瞭然ですよね。
ブログも、見出しがまとまって「目次」を生成するため、見出しだけ流し読みしてもだいたい内容がわかることがベスト。
なぜなら、「目次」を見て、
- 読者は自分の欲しい情報があるか
- 欲しい情報は自分が理解しやすいようにまとめられているか
- 手順を探しているのだったら、画像付きで分かりやすいか
を判断し、記事を読むかを決めているからです。
例えば本の目次はこのように章ごとにまとめられて、
- どのような内容が
- 何ページに書かれているか
が分かります。
ブログ記事の目次でも
見出しとは?
ブログの見出しが重要な理由
簡単で最適な見出しを作る5ステップ
注意!見出しタグを使うルール3つ
パクリOK!見やすい見出しのテンプレをご紹介
と目次が整っていると、
あ、ここ読みたい!と思えば、すぐにその箇所へジャンプして、読むことができますよね。
内容がわかるように見出しを整えることができれば、完成です!
ブログの見出しタグを使うときに注意したい3つのこと
漏れがない
キーワードで検索して来た読者が、欲しい情報に漏れなく網羅することが大切です。
読者の悩みを深掘りしたあと、キーワードで検索して表示された上位10サイトの記事を読み込んでみましょう。
上位10サイトに書かれている内容は、読者が欲しい情報です。
なぜなら、キーワードで検索した読者が欲しい情報を提供しているからこそ、上位サイトに表示をされているからです。
ちょっと私には書くのが難しいから、この項目は飛ばしちゃおう・・・
とあなたの気持ちで判断するのではなく、あくまでも読者目線で、記事の内容を決めていきましょう。
重複もない
同じことを何度も書く「重複」も読みづらい原因に。
見出しが違っていても同じことが書かれていては、読みづらいですよね。
例えば
- ブログで挫折する原因とは?
- ブログで挫折する3つの要因
- ブログが続かない原因はあなたの習慣だった!
見出しで、「同じことが書かれているっぽいな〜」と判断されると、もっと有益で簡単にまとまっているサイトを探し即離脱に繋がります。
文章にしない
見出しはあくまでも見出しです。
文章にせず、20文字ほどで収めましょう。
具体的にはこちらです。
A:ブログの見出しを整えるための、5つのコツを簡単にまとめました
B:ブログの見出しを整える、簡単な5つのコツ
分かりやすすぎ・・・な程、極端に書きましたが、こんな感じ。
Bの方がスッキリとしていて、読みやすいことが書いてあるかな?と思ってもらえるはずです。
見出しは「文章」ではなくあくまでも見出し。
内容のすべてを伝えることはできません。
ここだけは!というポイントを絞って、見出しの言葉を選びましょう。
曖昧な言葉は、数字に変換する
日常会話ではよく使う「すごい」「とても」は、見出しに入れるときは数字に置き換えられないかを考えましょう。
なぜなら、曖昧な言葉には「あなた」と「読者」との間に受け取るニュアンスの差が生まれてしまい、正しく伝わらないかもしれません。
(※読者を興味を引くために、あえて「すごい!」と言葉を入れるのはOKです!)
例えば
- とても
- かなり
- たいへん
- 非常に
- すごい
便利な言葉だからこそ、会話でよく使いますよね。
しかし、ブログの見出しには数字を入れて具体的にできないかを考えてみましょう。
A:すごい!ブログ記事のタイトの決め方
B:クリック率が2倍に!ブログ記事のタイトルの決め方
Bの方が、すごい=クリック率が2倍 とより具体的に書くことにより、記事の内容も想像しやすいですよね。
便利な言葉で、簡単に書くのではなく、読者がより想像しやすいように具体的な数字を盛り込んでみましょう。
【まとめ】見出しを整えて分かりやすい目次を作ろう
ブログの見出しのルールや、書き方をお伝えしました。
最後にもう一度大切なところを確認しましょう。
ブログの見出しタグが重要な理由は2つ
- Googleの評価に繋がる
- 読者の読みやすさにもつながる
ブログの見出しタグを簡単に作る5ステップ
- ①キーワードに対して、ペルソナを決める
- ②読者の悩みを書き出す
- ③読者が知りたい順番で見出しを並べる
- ④キーワード&興味を引く一言を入れる
- ⑤ブログの内容が、見出しを見ただけで分かるよう整える
最初は時間がかかるかもしれませんが、ここを面倒くさがらずに、今は時間をかけて見出しを考えましょう。
見出しを整えることができれば、読者からあなたのブログへの満足度が上がり、あなたのブログのファンが増えて、PV数を伸ばすことにも繋がります。
見出しを整えた後は、キーワード検索後に最初に目にする「ブログ記事タイトルの付け方」も一緒に読んでみてください!