webライティング

webライターの文章力が1UPするシンプルな10個のコツ

webライターになったものの文章力がイマイチ
単価アップのためにも文章力が欲しい
でも、どうやって勉強するのか分からない

という悩みを解決できる記事になっています。

なぜなら、これからご紹介するコツを少しずつ身につけることで、文字単価2円から5円までUPすることが出来たからです。

記事の前半では「文章力とは?」を解説しつつ、記事の後半でwebライターが文章力をアップさせるコツと、勉強法も具体的に解説していきます。

この記事を読み終えることで「正しい文章力」が理解できるだけでなく、具体的な勉強法も知ることができ、何から勉強したらいいのかという迷いが無くなります。

webライターが身につけるべき『文章力』とは、『読者が行動する文章を書くこと』

webライターが文章を書き、最終的に達成したい目的は『読者がこちらの意図通りに行動してもらうこと』です。

なぜなら、クライアントから依頼された記事の目的は、集客をするため

そして最終的には会社のサービスや商品を購入するという行動を取って欲しいから、web記事を依頼しています。

例えば、キーワードで

炊飯器 おすすめ 

と検索する人のためのweb記事を書く場合、最終的にあなたの記事のオススメに載せた炊飯器を買おう!と思ってもらい、実際に購入してもらうことがゴールですよね。

要するにこちらが意図した通りに行動してもらうことが目的であり、そのためにどう伝えるかが重要なのです。

webライターが文章力をアップさせるコツ10個をご紹介

webライターが文章力を上げるために必要なコツを10個ご紹介します。

今は出来ていなくても大丈夫。

一つづつ、ゆっくりと身につけていきましょうね。

webライターが文章力をアップさせるコツ:準備編

①記事を書くサイトの目的を明確にする

あなたがクライアントから依頼を受けてweb記事を書く場合、かならずwebサイトの目的があります。

  • どのターゲット層を集客するのか
  • 最終的にどんな商品やサービスを販売したいのか
  • 読者のどのような悩みや課題を解決するサイトに育てるのか

最初はクライアントに直接聞き、方向性にズレがないように確認しておきましょう。

また、あなた自身のブログサイトでも「ブログサイトの目的」を明確にして始めてみましょう。

目的を明確にすることで

  • ペルソナの絞り込み
  • 読者が目に止まりやすいキャッチーな言葉は何か
  • 読みやすいデザイン(文字の大きさや装飾)

など、目的がブレないサイト作りをすることができます。

②トーン&マナーを守る

トーン&マナーとは、webサイト全体の雰囲気・イメージに統一感を持たせるためのルールです。

例えば

  • 政治ニュースを扱うサイトなのか
  • 高校生向けの勉強方法を紹介するサイトなのか
  • 初孫を迎える『新人』おじいちゃん、おばあちゃんに向けた商品紹介のサイトなのか

それぞれ雰囲気やイメージは違いますよね。

大切なことは、webサイトの雰囲気やイメージに統一感を持たせ、読者に違和感を持たせないこと。

そのためにトーン&マナーのルールを守っている文章を書いていくことが大事なのです。

③上位表示を狙うキーワードとペルソナを共有する

ほとんどの場合が「キーワード」というお題をもらい、そのキーワードを検索する人向けのweb記事を書いていきます。

そのため、クライアントと「ペルソナ」を共有しズレがないかどうかを確認することも重要です。

なぜなら「web記事はキーワード検索で訪問してくれた人の悩みや課題を解決するもの」だから。

キーワードやペルソナが曖昧であれば

  • 誰に向けて
  • どのような記事の内容で
  • 読者が読みやすい記事構成は?

などが決まらず、何を伝えたい記事かもよくわからいものが出来上がってしまいます。

要するにキーワードを決め、ペルソナを絞り込むことでクライアントとの解釈の行き違いをなくすことができるのです。

書き終わった後に「ちょっと違う・・・」なんて言われないように、最初に狙うキーワードとペルソナを共有していきましょう。

③ペルソナをたった1人に絞り込む

キーワードを共有し決めたら、次はペルソナを1人に絞り込みます。

例えば「炊飯器 おすすめ 2人暮らし」というキーワードを狙うにしても

  • 友人とシェアハウスで使うものなのか
  • パートナーと暮らすためのものなのか
  • 子どもが巣立ち、2人暮らし用の炊飯器に買い換える老夫婦なのか

それぞれの背景によっては、文章の構成や、オススメする機能、予算は違ってきますよね。

1つの記事で全員を満足させることはできません。

まずはたった1人と絞り込んで、その1人が「よし、これを買ってみよう」と購入するという行動をしてもらえるようなweb記事を書きましょう。

なぜなら、1人に刺さり行動してもらえる記事は、おのずとその他の人にも共感されやすい記事となるから。

あれもこれも、と全部盛りの記事ではなく「たった1人のための手紙」と考え、ペルソナを絞り込んでみましょう。

webライターが文章力をアップさせるコツ:構成編

④最初に構成を考える

読者に行動してもらうということは、「納得感のある文章を書くこと」です。

そのため分かりやすい、理解しやすい文章を書く必要があり、「理解しやすい構成」も必要です。

それは読者の疑問に応え続ける構成。

それにはPREP(プレップ)法がおすすめです。

PREP(プレップ)法

P=Point(結論)

R=Reason(理由)

E=Example(具体例、実例、実体験)

P=Point(再度、結論で締める)

具体的にな例はこちらです。

【P=Point(結論)】

ペルソナは顔が思い浮かぶ1人に決めましょう

【R=Reason(理由)】

なぜなら、「顔が思い浮かぶ人」でなければその人がどんな生活をし、どんな悩みがあり、どんなことを望んでいるのかを想像しにくく、曖昧な記事になってしまうから。

【E=Example(具体例、実例、実体験)】

例えば、架空の人物で

地方在住

30代

子ども2人(小1、年中)

週末は寝ていたいけど、家族とお出かけする

という設定よりも

【1ヶ月に1回は会う友人を設定】

地方在住

35歳(40代の先輩から更年期障害のツラさを教えられ今から怯えている)

子ども2人(小1、年中)

週末は体に鞭打って、朝早く起き子どもとお出かけ。

なぜなら子供は日中、体を動かして疲れないと、夜早く寝てくれないから。

どちらがよりリアルに、より悩みを深掘りして考えられるでしょうか?

 【P=Point(再度、結論で締める)】

大切なことはたった1人に向けた手紙を書く様に顔が思い浮かぶ人をペルソナに設定することです。

そしてPREP(プレップ)法を使うと、伝えたい結論がわかりやすく、具体例も混ぜているので説得力が増す文章を書くことができます。

ブログで収入:月500万を稼いでいる「クニトミさん」もこの型を使いブログを構成しています。

型を使って、読者が読みやすく納得しやすい文章の構成を組み立てましょう。

webライターが文章力をアップさせるコツ:推敲編

⑤一文は40字以内にする

長い文章はそれだけで読者を離脱させてしまいます。

例えば

webライターは働く場所も時間も、自由に決めることができる職業の一つで、始めるハードルはとても低いものの、文字単価が低かったり作業時間が膨大になったりと、人によっては1年ほどスキルの取得に時間がかかります。

webライターは働く場所も時間も、自由に決めることができる職業の一つです。

始めるハードルはとても低いものの、文字単価が低かったり作業時間が膨大になりがち。

また人によっては1年ほどスキルの取得に時間がかかります。

後者の方が、読みやすいですよね。

スラスラと続きを読んでもらえるように1文は40文字以内に収めましょう。

⑥文章に具体性を持たせるため、実体験(具体例)を盛り込む

文章に具体的な実体験を盛り込むと、説得力が増し、臨場感あふれるものとなります。

webライターで月に5万円を稼ぎ、生活が少し楽になりました。

webライターで月に5万円を稼いだところ・・・

半年に1度だった焼肉の外食が、毎週末に行くことができるようになりました。

例文としてはちょっとイマイチですが・・・

「5万円」と単純に数字を入れるだけでなく、「何ができるようになったか(実体験)」を入れるとで読者も想像しやすいですよね。

このように「実体験(具体例)」を盛り込んで、文章に説得力と具体性を乗せていきましょう。

⑦同じ語尾が続きすぎないようにする

同じ語尾「です、ます、でしょう」が3回以上続くと、文章が単調になり読者が読みづらいものとなってしまします。

webライターは始めるにはハードルが低い副業です。

クラウドソーシングに登録するだけでOKです。

webライターは始めるにはハードルが低い副業です。

クラウドソーシングに登録するだけでOK。

しかし最初は仕事を受注して納品するのは難しいですよね。

文章にメリハリを付けて、読者にストレスを与えないように、気をつけていきましょう。

⑧指示語を多用しない

指示語とは「これ」「それ」「あれ」「どれ」のような、
前後を読まないと意味が通じにくい言葉です。

「こそあど」言葉とも呼ばれています。

他にも「その」「どこ」「こちら」などもありますが、あまりに多用すると読者が間違えて解釈してしまうので注意が必要です。

あなたはあれを持っていますか?それで救急車を呼んでください。

あなたは携帯電話を持っていますか?それで救急車を呼んでください。

よくお年を召した方が

「あれあれ!なんやったかな・・・あれが欲しいんよ。」

と物の名前を思い出せない時に使いますよね。

残念ながら私には全く伝わらず・・・

あまりに多用しすぎると、読みにくく伝わらない文章になってしいます。

使いやすいからこそ、使い過ぎていないかもう一度チェックしてみましょう。

⑨接続詞をできるだけ削る

接続詞とは「しかし」「とはいえ」「そして」「また」などの文と文を繋げてくれるものです。

文章にリズムをつけると共に、文章の意味も読者にわかりやすく教えてくれます。

しかし多用はいけません。

読みにくく、くどい文章になってしまうからです。

私は毎朝5時におきる。

そして自分の準備もそこそこに、朝食の準備をする。

そして子どもを起こすのだが、これが一苦労。

なぜなら朝は機嫌が悪いからだ。

私は毎朝5時におきる。

自分の準備もそこそこに、朝食の準備をする。

そして子供を起こすのだが、これが一苦労。

なぜなら朝は機嫌が悪いからだ。

接続詞の中でも「そして」「また」「なぜなら」を多く使っていませんか?

削っても意味が通じ、リズムも崩れないのであれば、削りましょう!

スリムな文章で、読者が最後まで読み進められるように工夫しましょうね。

⑩他社コンテンツとの重複チェックをする

他社の記事を「コピペ=コピー&ペースト」するなんて言語道断。

引用とは違い「コピペ」は、ライターの信用問題で、絶対に次の仕事を頼まれることはありません。

損害賠償や著作権侵害で訴えられてしまうことも・・・

しかし、自分ではオリジナルを書いたつもりでも他社のコンテンツのコピペを疑われてしまうことがあります。

あなたが意図的に「コピペ」していなくても、コピペと見なされてしまう場合があるのです。

必ず納品前に「コピペチェックツール」を使い、記事の品質を担保しましょう。

<番外編>書いた記事は必ず音読してチェックする

面倒くさいかもですが・・・

書き終えた記事を「音読」してチェックしましょう。

すると

  • 文章のリズム
  • 誤字・脱字
  • 前後の言葉で通じないとろこはないか
  • 話し言葉になっていないか

などが浮き彫りになってきます。

不思議と黙読だけでは見落としがち。

仕上げには音読をしてみましょう。

webライターが文章力をアップさせるための勉強法3選

webライターが日々少しずつでも文章力がアップするための勉強法をご紹介します。

ブログを開設し、1記事で1つ改善をしながら更新する

あれもこれも・・・とさまざまな文章を書く時のコツをお伝えしましたが、1度に身につけることは不可能ですよね。

そのため『ブログを開設し1記事1つの改善をしながら記事更新をすること』をおすすめします。

なぜなら、まずは量をこなすことが重要だからです。

例えば

  • PREP法で記事構成を作る
  • 文章に具体性を持たせるため実体験を差し込む
  • 一文は40字以内にする

など、1つづつでいいので改善しながら記事を更新していきましょう。

あまりにも「あれも、これもできてない・・・」となると、記事を完成させることも更新することもできません。

今の自分の現状で書くことができる最高の記事を書きながら1記事1つの改善を繰り返していきましょう。

本を読み、『良質な文章』に触れる

たくさんの言葉に触れ「構成や言葉をインプット」するためには、さまざまなジャンルの本を読み「良質な文章」を読むことが大切です。

その中でも「古典」を読みましょう。

理由は「何十年と読み継がれる理由があり、語り継がれる名文だからこそ現代にも残っているから」です。

例えばクラシック音楽も同じですね。

何百年も前に作曲されたものが今現在も色あせることなく、演奏され続けてます。

古典だからこそ心に残る名文や言葉がたくさんあります。

とはいえ、ちょっと古典は取っ付きにくい・・・という方は、まずYoutubeの解説チャンネルから見ることをオススメします。

私はオリエンタルラジオの中田敦彦さんの動画が大好きで、この回を見た後に夏目漱石を読みました。

【坊っちゃん①】夏目漱石の国民的名作〜中田史上No.1文学〜

中田さんの類稀な演技力(?)のおかげで、いざ本を読む時にでも登場人物が思い浮かび、楽しみながらするすると完読しました。

最初から原作を読まないと!と肩の力を入れ過ぎず、Youtubeを使って読むハードルを下げましょう。

フィードバックを受ける

自分が書いた文章を添削してもらう「フィードバック」を受けてみましょう。

実際に添削してもらうからこその気づきもあります。

10時間もの間、もんもんと1人で考えるより15分のフィードバックを受けた方が効果は絶大。

例えばオリンピック選手にも必ずコーチが付きますよね。

コーチからアドバイスをもらいながら、自分でも考え改善していく。

そうすることで、より高度なスキルを身につけ世界1位を取りに行くのです。

添削はあなたの文章力を飛躍的にアップすることができる近道です。

一度プロに添削してもらいましょう。

webライターが文章力をアップさせるためにおすすめな本ベスト3をご紹介

文章力アップやwebライターを続ける上で必読書が多くあり、どれから読んでいいかわかりませんよね。

今日はまず、最初にオススメする3冊をご紹介します。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健(著)

2013年12月に刊行された『嫌われる勇気』(共著・岸見一郎)の著者です。

続編の『幸せになる勇気』を合わせ世界の40以上の国・地域・言語に翻訳され累計1000万部を突破しました。

そんな古賀史健さんの初の自著となるのが『20歳の自分に受けさせたい文章講義』です。

  • 話すのに書けない!
  • 自分の気持ちをうまく書けない!

と「話せるんだけど、文章となると書けない人」にオススメの一冊です。

本書の中には専門用語は出てきません。

読みやすく「書く技術」とはどうゆうものなのか?「書く技術」を身につけるための習慣とは?

を知ることができます。

目次

はじめに 「話せるのに書けない!」のはなぜか?

ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう

第1講 文章は「リズム」で決まる

第2講 構成は「目」で考える

第3講 読者の「椅子」に座る

第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

おわりに

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 唐本元(著)

「書けない」の実情は、「遅い」「まとまらない」「伝わない」のどれか、もしくは3つともです。そしてこの苦手意識を克服するポイントは、すべて書く前の準備に宿っています。

webライターの仕事の8割はリサーチと呼ばれる「事前準備」です。

引用:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

なぜ、いきなり書き始めてはいけないのか?

どう事前準備をすればスムーズみ「書ける」のか?

手が止まって1時間が過ぎてしまった・・・という無駄な時間を消滅させ、「書き上げる」ための書く前の準備を身につけることができます。

目次

はじめに

第1章 書く前に準備する

第2章 読み返して直す

第3章 もっと明快に

第4章 もっとスムーズに

第5章 読んでもらう工夫

セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方 大橋一慶(著)

大橋さんはセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、総計100億円以上の売り上げに貢献されています。

この本は「文章力」を磨き上げる本ではありませんが、

  • どのような言葉が刺さるのか
  • 何を語れば行動してもらえるのか
  • 読者を引き込む文章の構成

など、見て、読んで買ってもらえるコトバの作り方が分かります。

webライターとはいえ、クライアントの売り上げを伸ばすためには、セールスコピーライティングは必須。

とても分厚い本ですが・・・(全382ページ)

1ページ目から最後まで、一度に読む必要はありません。

1章ごと読んで、自分が書く文章にアウトプットしていきましょう。

セールスコピーを学ぶ最初の1冊としてオススメです。

目次

はじめに 「いらない」を「これ欲しい」に変える文章術

第1章 売れる世界にワープ!文章より大事な「前提」

第2章 客がお金を払う「本当の理由」

第3章 買ってくれる「3つのタイプ」を知り万人に売る

第4章 ターゲット別「ドンピシャ訴求」の作り方

第5章 「売りにくい商品」を売るコトバの作り方

第6章 売り上げが2倍変わる「キャッチコピー」

第7章 初心者でもできる「キャッチコピー」4ステップ法

第8章 売れるキャッチコピー「13の表現法」

第9章 「購入意欲が高い客」に有効なキャッチコピー11の表現法

第10章 「検討客」に有効なキャッチコピー9の表現法

第11章 「購入意欲が低い客」に有効なキャッチコピー10の表現法

第12章 読む気マンマンにさせる「リードコピー」の作り方

第13章 読み手を夢中にさせる「ボディコピー」の作り方

第14章 販売力を強化するボディコピー「21の表現技術」

第15章 買う気がない客でも欲しくなる「ストーリーテリング」

第16章 たった一言レスポンス倍増!「売れるオファー」の作り方

第17章 科学的に売れるコピーを導く「広告テスト法」

第18章 読みやすくなる「レイアウトと装飾」13の技法

第19章 広告効果を高める「10の心理テクニック」

第20章 「WEB」と「紙媒体」セールスコピーの違い

付録 5秒でわかる!売れるコピーのコツ100選

おわりに 「儲ける」から「生き残る」ための文章術へ

webライターとして文章力を味方につけ、継続案件を勝ち取ろう

文書力を磨くだけでは、稼げない。

だけど文章力がないと、継続して案件を任せてもらえない。

1日で身につく物でもないため、根気がいりますよね。

しかし続けていけば必ず身につきます。

1日1つでいいので改善しながら、文章力を磨いていきましょう。