ペルソナの設定方法を知りたい
ペルソナで注意すること(気をつけること)を知りたい
と疑問を持っている方の悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、これから紹介するペルソナ設定の方法を使い、web記事を納品することで私自身が高評価をいただけるようになったからです。
記事の前半ではペルソナとは?を解説し、記事の後半では具体的な設定方法まで詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読み終えることで、「ペルソナ設定」がスムーズにできるようになり、たった1人に刺さる言葉を探すことで、たくさんの共感が得られる記事を書くための準備ができるようになりますよ。
ペルソナとは?
ペルソナとは、記事を読んでくれる人物像のことです。
具体的には
- ペルソナ=25歳 スキルアップのため転職を考えている パートナーあり 夢はワーキングホリデーを使い海外で働くこと
- ターゲット=20代 会社員
というようにターゲットより細かく、詳細に思い浮かべることで記事の内容や方向性を定めます。
大切なことは「たった1人に絞る」ということです。
ペルソナは「記事を読んで欲しい人」1人に絞る
webライティングで欠かせない「ペルソナ」は「記事を読んで欲しい人」たった1人に絞り込みましょう。
なぜなら、たった1人に向けた記事を書く準備をすることで、より深い悩みを見つけ出し、わかりやすい構成の記事を作ることができるからです。
そして読者からも、「これは私に向けられて書かれた記事だ!」とユーザーの満足度も高めることができます。
たとえば、
- 30代 働くママ
というペルソナを設定したとしても
- 子供が何人いるのか
- パートナーはいるのか
- 子供の年齢は?
- 働く形態は?(正社員?パート?)
- 1日に使える自由な時間は?
などの違いで、悩みも知りたい情報も変わってきますよね。
このように、ペルソナは「記事を読んでくれる人」たった1人を具体的に想定することが大事なのです。
ほとんどの人が間違うペルソナ設定の落とし穴
ペルソナを設定する時には
あなたが顔を思い浮かべることができる人
を設定しましょう。
実際にいる人、そして顔がわかる人に向けた手紙は、感情が入りやすくより分かりやすい記事になりやすいからです。
みなさんはこんなテンプレートみたことありませんか?
- 年齢:35才
- 性別:女性
- 職業:会社員(正社員)
- 所得:年収350万くらい
- 世帯員数:4人(夫、小学校3年の長男と年長の次男)
- 学歴:高卒
- 悩み:子育てに疲れていて自分の時間がない
- 性格:てきぱきと進めるタイプだけど、片付けが苦手
- 夢:1人で海外旅行に行くこと
このように細かく設定しましょうというのを見たことがあると思います。
しかし…
設定したペルソナは現実に存在しますか?
あなたが実際に顔が思い浮かぶ人ですか?
確かに探せばいそうな人物像ですよね。
しかし、どんなに細かい設定をしたとしても「現実」にいる人、そしてあなたの頭の中に顔が思い浮かぶ人でなければ、深い悩みまで想像することは難しいのです。
ですので
- 友人、知人
- 家族
- 親戚
- 仕事仲間
- 取引先の人
など、あなたが会話をしたことがあり、人となりやその人の生活も少しは知っている・・・というのが一番よいペルソナの設定方法です。
しかし、実際にライティングする時に、ちょうどいい悩みを持っていそうな知り合いなんていない!という時もありますよね。
そんな時は・・・
- いつも元気がいい運送会社の人
- 朝、いつも駅で見る駅員さん
- 通勤の車から見える、通学路にいつも立っている学校の先生らしき人
- 病院の受付の人
- コンビニの店員さん
- スーパーのレジのおばちゃん
- いきつけの居酒屋の大将
書き出したらきりがありませんが、あなたが「顔を知っている」程度の人でも十分です。
- その人の仕事ぶりを想像して
- 話し方や声の大きさを思い出して
- 年齢を推測して
どんな悩みがあるか、どのような記事構成をすれば読者(ペルソナ)が行動を起こしてくれるかを考えてみてください。
もちろん、全てのライティング案件に当てはまるわけではありませんが、一度ペルソナを考える時はあなたが顔が思い浮かぶ人を設定してみましょう。
悩みや課題が浮き彫りになり、その後の「リサーチ」という作業がよりスムーズに進みます。
ペルソナを設定する具体的な方法3STEP
①キーワードからどんな悩みを持っている人がこのキーワードで検索するのかを見当をつける
ブログ・web記事を書くには、「検索キーワード」がありそれを検索する人に訪れてもらうための記事を書きます。
- どんな悩みを持っているからこのキーワードで検索をするのか
- その人は何が知りたいのか、どんな悩みを解決したいのか
これらに当てはまる人をペルソナとして考えていきます。
②ペルソナの設定をする
あなたの顔が思い浮かぶ人の中で、あなた記事を
「お金を出してでも読みたい!」
と言ってくれる人を探してみましょう。
そして下記のテンプレートを使って、ペルソナを設定します。
【ペルソナ設定のテンプレート】
- 名前:ヨーコさん
- 年齢:38歳
- 性別:女性
- 職業:パート
- 所得:年収200万くらい
- 世帯年収:約700万
- 家族構成、パートナーはいるか:夫、長男(19歳予備校生)、長女(18歳看護学生)、犬
- 学歴:大学卒
- 悩み:最近お金の悩みが増えた。(予備校代、娘の衣服代、親の入院や買い物などで車のガゾリン代) 自分で稼げる方法を探している(月5万くらい)
- 性格:てきぱきと進めるタイプだけど、片付けが苦手。接客は得意。仕事に対しては前向き。
- 趣味:ライブに行くこと、友達とランチにいくこと、娘とショッピングを楽しむこと
- 悩んだ時はいつもどうやって解決しているかの予想:まず人に聞く。インスタで調べる。
- 夢:子供が独立したら、日本旅行に行ってみたい(犬と一緒に)
同じwebライター 始め方の検索キーワードでも
- 子供が小さい年齢のパパ、ママなのか
- 子どもが大きいのか
- 働いているのか
- 始めたい動機は
などで、それぞれの人に刺さる言葉が異なりますよね。
要するにペルソナを顔が思い浮かぶ人に設定すると、悩みが具体化してくるのです。
②記事を読んだ後に読者にどんあハッピーが待っているのかゴールを再確認する
記事を読んで悩みが解決するだけでなく、読者の未来がどうハッピーになるのかまで盛り込むと自然に続きが読みたくなる記事になります。
悩みや課題を解決すれば、その後にこんな素敵な未来が待っていますよ、と伝えることができたら・・・
読者も
「じゃ、ちょっとやってみようかな」
と行動に移してくれる確率が上がります。
「ベネフィット」・・・読者が欲しい素敵な未来
これをしっかりと伝えましょう。
読者は課題を解決するだけでなく、解決した後のより良い未来が欲しいのです。
ペルソナを設定してwebライティングをする3つのメリット
①読者目線でライティングができる
webライター 始め方 で検索する人でも
- 日常的にパソコンの使用はあるのか
- webライターを始めるための時間はどのくらい確保できるのか
- どのくらいの収入を目指しているのか
という読者が読む背景の違いで、記事の内容が大幅に違ってきます。
網羅的に全ての人が見ても分かる記事を書けばいい!と思ってしまいがちですが、記事の中に自分とは関係がないものが含まれてしまうと、読者は即離脱してしまいます。
ペルソナを1人に絞り、その人へ「手紙」を書く感覚で書いてみましょう。
②クライアントと読者像のイメージが共有でき、方向性も定まるので認識の違いが少なくなる
クライアントとイメージの共有をメッセージだけ、zoom面談だけですると
「言った、言わない」の水掛け論に発展してしまうことも・・・
しっかりとペルソナの設定を細かくすることで
- クライアントの認識
- あなたが依頼を受けて、解釈した認識
の行き違いが少なくなります。
方向性が違った記事を書いてしまうと、記事の修正地獄になってしまいますよね・・・
クライアントの貴重な時間、あなたの貴重な執筆の時間を奪わないためにも
まず誰に向けて書くかを決める「ペルソナ設定」はとても重要な手順なのです。
③リサーチする時に絞り込めるので、沼にはまらない
記事を書くために「正確なデータ」「信頼性のある書籍等からの引用」「実績の数字」などさまざまなものをリサーチし、記事に信頼性と信憑性、独自性を生むため「リサーチ」が欠かせません。
そんな時も、ペルソナがはっきりと決まっていれば
- ペルソナが使っていそうな検索エンジンでキーワード検索をしてみる
- ペルソナが使っていそうなSNSでキーワード検索をしてみる
- ペルソナが見ていそうなYoutubeのコメント欄を見てみる
- 買いそうな商品のレビュー欄を見てみる
など、あたりをつけて、悩みを深掘りすることができます。
つまり読者の頭の中にある言葉を探し、記事に盛り込むことで自分ごととして受け取ってもらえるのです。
たった1人に書いた記事の言葉の方が刺さりやすく、結果として大勢の人に共感されることも。
曖昧な言葉ではなくたった1人に向けてでいいのです。
ペルソナ設定で3つの注意点
①ライティングがしやすいようにと自分の理想像をペルソナにしない
現実に実在する「顔が思い浮かぶ人」をペルソナに設定すると良いとお伝えしましたが、明らかにタイプが違うのに、この人に向けて書きたい!とペルソナをねじ曲げるのは違います。
たった1人に向けて書いたとしてもトンチンカンな解説になってしまうかもしれません。
あなたが書きやすような人をペルソナに設定するのは。。。
ちょっと待ってください。
理想像ではなく「現実の悩み・課題」を考え
- どんな悩み・課題を持っている人に向けて
- 悩みを解決する記事なのか
- この記事を読んだ後はどんだ素敵な未来が待っているのか
をもう一度考えてみましょう。
②ペルソナ設定に長い時間かけない
細かい人柄や設定が必要だからと言って、厳密な正解があるわけではありません。
なぜなら、記事を公開してみないと世の中の反応は分からないからです。
反応の確率を大幅にアップするためのペルソナ設定なので、設定には10分〜15分程度の時間に留めましょう。
ペルソナ設定よりは方向性を決める「道しるべ」のようなものと思ってください。
大切なことは「誰に向けて手紙を書くか」をはっきりさせ、迷子にならないことです。
③先入観や思い込みで設定をしない
webライター 始め方 で検索をするからと言って必ずしもパソコンの扱いが慣れているとは限りません。
なぜなら「なんとなく検索してみた」と、明確な目的もなく検索する人も中にはいるからです。
- パソコンは家にはなく、スマホのみ所有
- 会社のパソコンは操作できるけれどメールとエクセルぐらい
- 自分のパソコンを持っていて、クラウドソーシングという場所も知っている
それぞれのレベルによっても記事内容が異なりますよね。
まずはペルソナを決めますが、そのペルソナがどんな知識・前提・信念を持っているかも考えてみましょう。
あなたの記事がたった1人にとっては魅力的な記事になりますよ。
【まとめ】ペルソナを具体的に設定して、スムーズな執筆準備をしよう
上記で紹介して手順を踏んでペルソナを設定することで、方向性が決まり、この後に行う「リサーチ」という手順にスムーズに移ることができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- ①キーワードからどんな悩みを持っている人がこのキーワードで検索するのかを見当をつける
- ②顔が思い浮かぶ人を設定してみる
- ②読んだ後に読者の悩みが解決し、読者がどうハッピーになれるのかのゴールを再確認する
ペルソナを設定することで、読者に寄り添える記事が書けるようになります。
たった1人に手紙を出すイメージで取り組んでみてくださいね!